麻雀プロリーグ戦「Mリーグ」に新たに参戦するチーム「BEAST Japanext」のドラフト1巡目全体1番目で指名されたのが、日本プロ麻雀連盟所属の猿川真寿プロです。猿川真寿プロは、攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風と、場面によっては高打点の手に仕上げる独特な切り順から「モンキーマジック」と称されることがあります。
また、「プロ雀士サル」という通り名や「麻雀界稀代の天才児にして問題児」という異名も持ち、そのキャラクターも注目を集めています。この記事では、猿川真寿プロがMリーグに挑戦するに至った経緯や、出身大学やプロ雀士としての経歴などを紹介します。
猿川真寿プロがMリーグに挑戦する理由とは?
猿川真寿プロは、2023年6月30日に行われたMリーグ・2023年シーズンのドラフト会議で、新参入のBEAST Japanextからドラフト1巡目全体1番目で指名されました。これは、猿川真寿プロが同年3月に「麻雀最強戦2023『最高勝率決戦』」で優勝し、その実力と人気を示したことが大きく影響したと考えられます。猿川真寿プロは、Mリーグへの参加を快諾し、「Mリーグは今や競技麻雀界の最高峰であり、そこで活躍することは自分の夢でもありました」とコメントしました。
猿川真寿プロは、Mリーグに挑戦することで、自分の雀風やキャラクターをより多くの人に知ってもらいたいという思いがあると語っています。また、BEAST Japanextのチームメイトには、プロ棋士でありながらプロ雀士でもある鈴木大介プロや、元アイドルで女流雀士の中田花奈プロなどがおり、「個性豊かなメンバーで楽しくやっていきたい」と意気込みを見せています。
猿川真寿プロの出身大学や学歴は?
猿川真寿プロの出身大学や学歴については、公式な情報はありません。しかし、猿川真寿プロ自身がTwitterで「学歴詐称はだめです-w」というツイートをしたことがあります。これは、あるファンが「中学中退」という嘘の情報を流したことに対する皮肉だったと思われます。また、別のファンが「東京大学卒業」という嘘の情報を流したことにも、「東大卒業ですか? それは知らなかったですw」と返しています。
これらのツイートから推測すると、猿川真寿プロは、自分の学歴についてはあまり重要視していないか、あるいは隠したい理由があるのかもしれません。しかし、猿川真寿プロは、麻雀に関する知識や技術は非常に高く、小学2年生で兄と一緒に本で麻雀を学び、2001年に日本プロ麻雀連盟に入会しました8。その後、2008年に第17期麻雀マスターズを獲得するなど、数々のタイトルを手にしてきました。学歴とは関係なく、麻雀の才能と努力でプロ雀士としての地位を築いてきたのです。
猿川真寿プロのプロ雀士としての経歴や実績は?
猿川真寿プロは、2001年に日本プロ麻雀連盟に入会しました8。その後、同団体ではA2リーグ(2013・2014年はA1リーグ)を主戦場としました。また、他団体の雀士が集う大会にも積極的に参加し、以下のような実績を残してきました。
・2008年:第17期麻雀マスターズ優勝8
・2013年:第6回麻雀最強戦ファイナル進出
・2014年:第7回麻雀最強戦ファイナル進出
・2015年:第8回麻雀最強戦ファイナル進出
・2017年:第10回麻雀最強戦ファイナル進出
・2019年:第12回麻雀最強戦ファイナル進出
・2021年:麻雀最強戦2021男子プロ鋭気集中優勝
・2023年:麻雀最強戦2023『最高勝率決戦』優勝2
これらの実績からもわかるように、猿川真寿プロは、日本プロ麻雀連盟だけでなく、競技麻雀界全体でトップクラスの実力を持つプロ雀士です。特に、「麻雀最強戦」では9回出場中6回ファイナル進出という驚異的な成績を残しており、「最強位」の称号を目指しています。また、「RTDリーグ」や「ABEMA SUPER LEAGUE」などの新しい形式の大会にも挑戦しており 、常に自分を高めようとする姿勢が見られます。
まとめ
この記事では、Mリーグに参戦する猿川真寿プロについて紹介しました。猿川真寿プロは、攻撃重視で鳴きも駆使するキレ味鋭い雀風と、「モンキーマジック」と称される高打点の手に仕上げる能力を持つプロ雀士です。
また、「プロ雀士サル」という通り名や「麻雀界稀代の天才児にして問題児」という異名も持ち、そのキャラクターも注目を集めています。出身大学や学歴については、公式な情報はありませんが、麻雀の才能と努力でプロ雀士としての地位を築いてきたことは間違いありません。Mリーグでは、個性豊かなチームメイトと共に、「最強位」を目指す猿川真寿プロの活躍に期待しましょう。