中学生の時に見知らぬ男たちから性暴力を受けた事実を 著書で公表した国際政治学者の三浦瑠麗さん。
三浦瑠麗さん
別名:濱村 瑠麗(旧姓名)
生誕:1980年10月3日(39歳)
神奈川県茅ヶ崎市
出身校:東京大学
配偶者:三浦清志
研究分野:国際政治学・比較政治学
学位:博士(法学)
自叙伝「孤独の意味も、女であることの味わいも」で赤裸々に性的被害に遭ったことを告白されている。
14歳のとき、性的被害にあったという。
中学3年生のとき、小説を読みながら帰宅途中、後ろから寄ってきたバンに乗っていた男たちに声をかけられた。
あとはあまり覚えていない。覚えているのは痛みと、死ぬのだろうな、という非常にリアルな感覚だけ。
男たちの少なくとも一人は知っている顔だったと思う。
その後は、新幹線の高架下で放り出され、家までよろよろと歩いて帰った。
帰宅後、外水栓の水で顔と手を洗った。下腹部に痛みがあり出血していた。
衝撃的
この記事を読んで私は、とても衝撃を受けました。国際政治学者として活躍されている三浦さんが、中学生時代にこんなことがあったんだ。
そして、それをお母さまにも言えず、被害届もだしていないので事件として成立していない。
清志さんが受け止めてくれたこと
大学の卒業旅行に2人で出かけた時に。
飛行機の中で三浦さんは一方的に話した。
清志さんは「ふんふん」と聞いていた。動じない態度が新鮮だった。
清志さんが聞いてあげるという役割に徹したことで三浦さんは安心した。
清志さんは、「味方でいる」ことを心がけた。
清志さんがあえて伝えていた言葉がある。
「頑張れ」と言っても通じないときには、「じゃあ休むか」みたいな。
三浦瑠璃さん清志さんが出した結論
その時その人が欲していること、その人の状況をよく見て、臨機応変に真心を持って親切にみたいな、そういう一般的なところにたぶん落ち着くんだと思う。
この記事の一番最後にとても良いコメントがあったので引用させていただきます。
いちばん隠したい過去を結婚する前から伝え、その話を聞いて男の立場が強くなったりするのが世の常だと思いますが、清志さんは聞き上手で相手を思いやる立派な日本男児だと思いました。 これからも一人娘仔猫ちゃんも含め幸せな家族を築かれる事を祈念すると共に美しくて良い国、日本の為に活躍してください。日本を愛する一国民として応援しています。きばれ~三浦一家。
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0006/topic037.html
集団性的暴行事件による自殺願望
暴行事件は最大限の身体的・心的侵害が降りかかった出来事でした。それ自体が大きなショックであっただけでなく、死がまざまざと近寄った感覚がありました。と語る瑠璃さん。
高校時代にはよく急に倒れたり、意識がなくなったりすることがありました。今振り返れば、原因は精神的なものだったと思います。より直接的な自殺願望もありました。とも瑠璃さんは記している。
孤独の意味も、女であることの味わいも [ 三浦 瑠麗 ]
クローズアップ現代+「まさか家族が性暴力に…あなたの身近に潜む被害」
2019年11月27日(水) 22時00分~22時30分
三浦瑠麗さんが語る自身の性被害と夫の支え
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