女優の八千草薫さんが膵臓癌で亡くなって(今月24日)いたことが28日に分かった。
八千草薫さんと言って思い出されるのが「岸辺のアルバム」です。昨今、台風による河川の氾濫などをニュース映像で見ると思いだされます。この「岸辺のアルバム」は 1974年の多摩川水害が背景にある。
私は実際に多摩川べりの家が流されるところをニュース映像でみた。その頃、登戸近くに友人が住んでいたので驚く映像だった。
八千草薫さんが亡くなったということで、本日は「岸辺のアルバム」の映像をユーチューブで探してみたら、抜粋映像ではありましたが見ることができましたのでご紹介します。
岸辺のアルバム
岸辺のアルバムテレビドラマ
『岸辺のアルバム』(きしべのアルバム)は1977年6月24日から9月30日まで放送されたTBS系のテレビドラマ。
原作・脚本は山田太一、プロデューサーは堀川敦厚。
第15回ギャラクシー賞、ギャラクシー賞30周年記念賞受賞作品。
原作小説は、1976年から1977年まで東京新聞と中日新聞・北海道新聞・西日本新聞に連載された。
倦怠期を迎えた夫婦の危機と子供たちが大人になる過程での苦悩、家族が崩壊していく様が描かれ、最後に水害により家が崩壊する。全15話。
1974年の多摩川水害が背景にある。この水害で多摩川の堤防が決壊して19棟の家屋が崩壊・流出したが、家を失ったことのほかに家族のアルバムを失ったことが大変ショックであったという被災者の話を脚本の山田太一が聞き、そこから作品の構想が生まれた。ラストの水害で家が流されるシーンは、実際の報道映像が使用されている。
原作:山田太一
脚本:山田太一
演出:鴨下信一、佐藤虔一、片島謙二、堀川敦厚
出演者:八千草薫 中田喜子 国広富之 竹脇無我 杉浦直樹 ほか
オープニング:ジャニス・イアン 「ウィル・ユー・ダンス」
制作:TBS
終わりに
八千草薫さん死去 「岸辺のアルバム」プロローグ
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