プロ雀士としての道を歩み始めたばかりながら、すでに輝かしい戦績を残し、多くのファンを魅了している根岸菜摘。愛称は「ねぎちゃん」。彼女は2023年、日本プロ麻雀協会の22期前期生としてプロ入りを果たし、瞬く間に競技麻雀の世界で存在感を示している。さらに、普段はシステムエンジニア(SE)としても働くという、異色の二刀流プロ雀士でもある。多才でエネルギッシュな彼女の魅力に迫る。
プロ雀士としての歩み
麻雀プロとしてのキャリアはまだ浅いものの、根岸菜摘はすでに数々の大会で好成績を収めている。2024年には「第14回μレディースオープン」で準優勝という快挙を達成し、その実力の高さを証明した。さらに「女流雀王B」や「雀王E3」としても活躍の場を広げ、着実にステップアップしている。2025年には「夕刊フジ杯」のマイカチームの一員として参戦し、さらなる飛躍を目指している。
「よくばりDancing Queen」とは?
彼女のSNSプロフィールには「よくばりDancing Queen👑」というユニークな肩書がある。これは、麻雀だけでなく、さまざまなことに興味を持ち、全力で楽しむ彼女の姿勢を象徴している。プロ雀士としての挑戦に加え、昼間はSEとして働き、さらにはダンスも嗜むという多才ぶり。限られた時間の中で全てをこなし、しかも結果を出し続ける姿勢には、多くの人が刺激を受けている。
SEとしての顔と麻雀の共通点
彼女が昼間に働くシステムエンジニアの仕事は、論理的思考力や問題解決能力を必要とする職業だ。実は、これらのスキルは麻雀にも大いに生かされる。データを分析し、最適な一手を導き出す力は、まさにSEならではの視点とも言える。日常の仕事で培った技術を麻雀の場で発揮し、逆に麻雀から学んだ洞察力を仕事に還元するという、彼女ならではの相乗効果が生まれているのだ。
シンデレラファイトでの挑戦
そんな根岸菜摘が、今シーズンの「シンデレラファイトシーズン4」に挑む。女性プロ雀士たちがしのぎを削るこの舞台で、彼女はどのような戦いを見せてくれるのか。これまでの勝負強さと、持ち前のバランスの取れた打ち筋を武器に、さらなる飛躍を遂げる可能性は十分にある。多彩な才能を持つ彼女だからこそ、型にとらわれない柔軟な戦略が見られるだろう。
これからの展望
プロ雀士としての未来はもちろんのこと、根岸菜摘は多方面で活躍の場を広げていくだろう。麻雀界でのタイトル獲得はもちろん、SEとしてのキャリアや、趣味のダンスなど、彼女の挑戦はまだまだ続く。麻雀界に新風を吹き込む「よくばりDancing Queen」、根岸菜摘の快進撃に注目が集まる。